目撃情報はあるもののその正体が確認されていない「未確認生物」。その多くが誤認やねつ造であったとしても彼らの存在は私たちにロマンを感じさせます。
今回は世界で報告されている未確認生物の中でも特に有名なものをまとめてご紹介します。
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目次
未確認生物
一口に未確認生物といってもその種類は非常に多いです。ここでは未確認生物を一覧にしています。
①シャドーピープル
シャドーピープルはここ10年ほどで目撃されるようになった比較的新しい未確認生物です。真っ黒な影のような人型をしておりポルターガイスト現象を引き起こしたり、不吉な予言をするといわれています。出現される前兆として何かが焦げるような臭いや、皮膚に痛みを感じるといいます。動画サイトなどに映像が投稿されたことをきっかけに世界的に注目を浴びるようになりました。その正体は未確認生物の他、異次元の住人や幽霊とも噂されています。
②モケーレ・ムベンベ
モケーレ・ムベンベはアフリカの熱帯雨林に生息しているといわれている未確認生物です。目撃報告によるとその姿は小型のブラキオサウルスのようだといいます。探検隊による大規模な調査が行われたにも関わらずその姿が映像では残されていません。アフリカの熱帯雨林では大型の新種動物の発見も多く、モケーレ・ムベンベと呼ばれる何らかの生物が存在する可能性も少なくはないといいます。
③イエティ
イエティはヒマラヤ山脈で目撃される大型の類人猿のような姿をした未確認生物です。全身が長い毛で覆われており二足歩行をする姿が目撃されています。未確認生物の中でも世界的に有名でUMAファンからも人気があります。イエティの正体は未確認生物とする説以外にも、視界の悪い雪山でクマやアカゲザルを誤認したとする説が有力とされています。
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④ネッシー
ネス湖の怪物と呼ばれるネッシーはおそらく世界で一番有名な未確認生物ではないでしょうか?大規模な調査が何度も行われており、周辺の住民からも多くの目撃情報がよせられています。外科医が撮ったとされていた非常に有名なネッシーの写真がねつ造と判明して以来、すっかりその存在は幻となってしまいました。しかし、未だに近隣ではネッシーと思われる謎の巨大生物が目撃されているといいます。
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出典:wikipedia,StaraBlazkova
⑤サンダーバード
サンダーバードはインディアンに伝承される伝説の未確認生物です。その姿は非常に大型の鳥で雷を自在に操るといわれています。アメリカでは昔から小型飛行機ほどもある怪鳥が目撃されており、これらがサンダーバードだと考えられれています。その正体は現地に生息するコンドルの見間違いや、絶滅動物である巨大鳥類アルゲンタヴィスの生き残りなどと噂されています。
⑥ビッグフット
ビッグフットはアメリカやカナダで目撃される大型類人猿のような姿をした未確認生物です。目撃されるビッグフットは非常に巨大で、体長が3mもあることから絶滅したギガントピテクスの生き残りではないかと噂されています。
ビッグフットは多くの写真が撮影され、銃殺したとの証言もありましたがそのほとんどが着ぐるみを使ったねつ造であったため現在ではその存在を信じる人は少なくなってしまいました。
⑦クラーケン
クラーケンは古くから世界中の海で目撃される巨大なイカやタコのような姿をした未確認生物です。その全長は数㎞にも及ぶといわれており、船を沈める海の魔物として船乗りたちに恐れられてきました。その正体はダイオウイカなどの大型頭足類の最大個体や、深海に生息する新種のイカやタコともいわれています。
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⑧チュパカブラ
チュパカブラは家畜の殺し血をすするといわれる吸血型の未確認生物です。体長は小柄の人間ほどで驚異的なジャンプ力を持っているといわれています。背中には棘が生え大きな目をしているという目撃情報から、地球外生命体や突然変異した生物などと噂されています。チュパカブラの仕業だと考えられていた血のない死体が蛆などにより再現できるといわれていることから、近年では病気の犬などの見間違いではないかともいわれています。
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出典:wikipedia,Karta24
⑨河童
河童といえば有名な日本の妖怪です。古くから目撃報告があることから未確認生物ではないかとも考えられています。河童の正体は水死体ではないかとする説があります。溺死した人間の皮膚はしばらくすると緑色に変色し、ただれた皮膚が鱗のように見えるからです。水死体があがった危険な河原で子どもを遊ばせないために生まれた未確認生物だといわれています。しかし、陸に上がって河原を歩く河童も目撃されており、すべてを水死体説で説明できるかは疑問です。
⑩ジャージー・デビル
ジャージー・デビルはアメリカのニュージャージーで目撃された未確認生物です。その姿は馬の顔にコウモリの羽、血のように真っ赤な目をしていたといいます。悪魔の名を持つこの生物の正体は大型のコウモリの見間違いや絶滅した翼竜の生き残りではないかといわれています。
⑪オゴポゴ
オゴポゴはカナダのオカナガン湖で目撃される未確認生物です。体長は15mもあるといわれており、ヘビのような細長い体と背中にあるこぶ状の突起が特徴です。近隣では非常に多くの目撃情報がよせられ、その正体は巨大化したサメや首長竜の生き残りではないかと噂されています。
⑫フロッグマン
フロッグマンは巨大なカエルの姿をした未確認生物です。アメリカで目撃されたこのカエルは体長が1mを超えるだけでなく、二足歩行をすることで目撃者たちを驚かせました。
フロッグマンには賞金が懸けられましたが捕獲には至らず、その正体は地球外生命体や新種の未確認生物だとして地元メディアを騒がせました。
⑬シーサーペント
シーサーペントは海洋で目撃されるヘビのような姿をした未確認生物の総称です。中世の昔からその存在が報告され、世界地図などにも描かれてきました。クラーケンなどと同じく船を沈める化物と考えられており、当時の船乗りたちに恐れられてきました。その正体は未確認生物の他、ダイオウイカやリュウグウノツカイの見間違いともいわれています。
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⑭モスマン
モスマンは全身が毛に覆われ、背中に翼を持つ姿が特徴の未確認生物です。アメリカ合衆国ウェストバージニア州で目撃され、ドライブ中の車を高速で追いかけてくると地元の住民たちに恐れられました。鳥のような姿からワシやフクロウを見間違えたのではないかとされましたが、その異様な姿から宇宙人のペットではないかとも噂されました。
⑮タキタロウ
タキタロウは山形県の大鳥池で目撃された巨大な魚型の未確認生物です。その体長は3mにもなるといわれており、過去に数度捕獲されたことがありました。しかし、この魚の正体が調べられることはなく数日に分けて食されたといいます。タキタロウの正体は巨大に成長したイトウやソウギョ、大型の古代魚の生き残りなどといわれています。大鳥池では近年でもタキタロウが目撃されており、何かしらの巨大魚が生息していることに間違いはないそうです。
出典:wikipedia,Why don’t you use the spincast?
⑯ツチノコ
ツチノコは日本で目撃されるヘビのような姿をした未確認生物です。その胴体は筒のように太く、驚異的なジャンプ力を持っているといわれています。ツチノコの正体はペットとして飼われていた外国産のヘビが野生化したものという説が有力ですが、それだけでは説明が付かない点もあり現在でも多額の懸賞金がかけられています。
有名過ぎる日本のUMAツチノコに関しては関連記事にまとめています。
関連記事:未確認生物UMA!ツチノコの正体に迫る
出典:wikipedia,Collect-Clib (コレクト倶楽部)UHA味覚糖
⑰ニューネッシー
ニューネッシーは日本の大型漁船が海から引き上げた謎の生物の死体です。悪臭のため海に戻されることになりましたが乗組員が採取したサンプルにより科学的な調査が行われました。腐敗が進んでいたため断定はされませんでしたが、かなりの確率で大型のサメの死体として結論付けられました。しかし、死体の特徴がサメのものではないとする生物学者もおり、UMAファンのあいだでは今でも未確認生物だったのではないかといわれています。
⑱モンゴリアン・デス・ワーム
モンゴリアン・デス・ワームはゴビ砂漠で目撃されるワーム型の未確認生物です。体長は1.5mほどで赤色をしており、霧状の毒を吐くと信じられています。1990年代に行われた調査ではその姿を撮影することはできませんでしたが、多くの目撃情報が報告されました。モンゴリアン・デス・ワームの正体としてはトカゲやヘビの見間違いや新種の未確認生物などが挙げられます。
⑲南極ゴジラ
南極ゴジラは1958年に南極観測船の乗組員が目撃した未確認生物です。乗組員たちは船から300mほど離れた場所に謎の黒い生物を発見します。その生物は牛のような顔とノコギリ状の背びれを持っていました。これらの特徴を持つ生物は南極では確認されておらず、白夜などのストレスから乗組員たちが集団幻覚を見たと結論付けられました。
⑳フライング・ヒューマノイド
フライング・ヒューマノイドはその名のとおり空を飛ぶ人間のような姿をした未確認生物です。メキシコでの目撃が多発しており、体長は3mにもなるといわれています。目撃者の多くはフライング・ヒューマノイドは宇宙人グレイのような姿をしていたと証言しており、地球外生命体ではないかとも噂されました。音もなく空を飛ぶといわれていることから気球などの見間違いではないかともいわれています。
いかがでしたか?今回ご紹介したもの以外にも未確認生物は数多く報告されています。それらについてはまた別の機会で触れていきたいと思います。